
PGⅠ第39回レディースチャンピオン節間最新レポート【4日目】

<ピットから>
2号艇で3着以内。スロー有利な今日の流れ、また上位の機力から、それほど難しい勝負駆けではないと思われたのだが……勝負駆けにはやはり魔が潜んでいる。トップ通過を狙った12Rの深川麻奈美は、6着に大敗してしまった。
当然、トップを意識していた深川は、さすがに肩を落とすレース後だった。寄り添う川野芽唯も深刻な表情となっており、その光景はどうしても痛々しく見えた。もちろん、準優出は問題ないのである。だが、トップ通過からその先の栄光まで視野に入っていたものが、少しボヤけてしまったことはどうしたって痛恨。うつむいてしまうのは致し方ないところだろう。準優は2号艇。1号艇は遠藤エミでこの12Rと同じ組み合わせだ。とにかくリベンジ。それしかない。

11Rでは、1号艇2着の渡邉優美の表情も険しかった。1号艇だから当然、1着しか考えていなかったはずだ。結果論だが、もし逃げていたら準優は1号艇となっていた。そのことはその時点ではわかってはいないが、勝負どころの白カポックをモノにできなかったのはこれも痛恨というしかない。ドリーム戦を勝って好発進だった渡邉だが、その後は勝ち切れずに消化不良の部分はあるはずだ。初日の笑顔を取り戻すためには、やはり明日、結果を出すしかない。

<本日の水神祭>
3Rで高憧四季が2コースからまくってGⅠ初勝利。昨日は1号艇で初勝利ならず、また初日は4カドまくりを決めたかと思ったが2着と、惜しいところで獲り逃していただけに、嬉しい1着だったことだろう。

水神祭は11R発売中に行なわれた。大阪支部勢や近畿勢、さらには清水愛海も一緒に飛び込む派手な水神祭。なんと高憧は、投げ込まれると空中で一回転! あざやか! 豪快! 投げられっぷりも派手な水神祭で、仲間から祝福の声を浴びたのだった。おめでとうございます!
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