
PGⅠ第2回スピードクイーンメモリアルレポート
予選トップは遠藤エミも、準優は2着……

選出基準がまずは「3周走破タイム」という独特の性格をもつスピードクイーンメモリアル。初日ドリーム戦も「レースタイム各場代表の順位点1位から5位」というもので、A2級の戸敷晃美と清埜翔子が選ばれるという、実に新鮮な一戦となった。とはいうものの、勝ったのは選出順位1位の浜田亜理沙で、2着に遠藤エミ、3着に守屋美穂と女子戦線を牽引する面々。優勝争いはやはり女子トップグループの選手たちが中軸となっていったのだった。
なかでも、“絶対女王”遠藤エミの強さはやはり別格。鳴門でダントツの走破タイムを叩き出して出場することになった遠藤は、好モーター59号機を引き当てたこともあって予選オール3連対の安定した活躍。見事に予選トップ通過を果たしている。また、昨年のレディースチャンピオンとクイーンズクライマックスを制した鎌倉涼もやはり強く、施行者希望で出走したドリーム戦こそ6着大敗も、その後は2勝、2着2回とポイントを重ねて予選3位で準優進出。得点率上位を見渡せば、川野芽唯、小野生奈、渡邉優美など昨年のクイーンズクライマックス出場者がずらり名を連ねており、きっちりと実力とスピードを見せつけた格好だ。
残念だったのは、遠藤と予選トップ争いを繰り広げた守屋美穂。4日目の予選最終走でまさかのフライングをしてしまい賞典除外。悲願のGⅠ制覇の予感をおおいに漂わせていただけに、まさに痛恨の勇み足だった。
快走見せた前田紗希が優勝戦1号艇に

そうしたなか、A1級でありながらビッグでの実績はまだ残していなかった前田紗希の活躍は見事だった。初日に3コース差し、3日目に4コースまくりとセンター戦で2勝をあげて予選2位通過。準優もきっちり逃げてGⅠ初優出を果たした。また、エース76号機を引き当てた今井裕梨もパワーをしっかりと活かして活躍。GⅠ初準優出、そして初優出とおおいに存在感を発揮した。予選落ちを喫してしまったが、GⅠ初出場の寺島美里の健闘も光った。初日に5コースまくり差しで水神祭を果たし、予選前半はオール3連対。後半に着を落としてしまったものの、5日目にも2コース差しでマンシュウを叩き出すなど、初の大舞台で名前を売ることに成功。これを契機として、女子ビッグの常連を目指したい。
準優勝戦は鎌倉涼、前田紗希が1号艇で逃げ切り、順当ムードだったが、12Rで小野生奈に差しを許した(決まり手は抜き)予選トップの遠藤エミがまさかの2着。優勝戦1号艇は前田の手に渡ることになった。
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