
GⅡ第10回レディースオールスターinとこなめ 徹底展望!
●愛知支部……地元となる愛知支部からは4人が出場権を獲得した。谷川里江、大瀧明日香、細川裕子、宇野弥生だ。
谷川里江は委員会推薦で選出。レディースオールスター出場は18年以来で8大会ぶりで、女子ビッグレース参戦も22年レディースチャンピオン以来で約3年ぶりと久々だ。とこなめで優出19回、優勝4回の実績があり、いずれも今回出場メンバーのなかで最多の数字。女子屈指のまくり屋が見せ場を作るのか楽しみだ。
大瀧明日香は4大会連続7回目のレディースオールスター出場。21年の芦屋大会で優出5着に入っている。今年に入って2~3月に3節連続優出をマークするなど好調ムードなだけに期待したい。
細川裕子は女子5大レースで通算13優出0V。10優出以上している選手は14人いるが、そのなかで優勝がないのは細川だけだ。とこなめでは23年と24年にオールレディース連覇という輝かしい経歴を持っており、女子ビッグレース初制覇の悲願をとこなめで叶えたい。
宇野弥生はレディースオールスター10大会連続出場。過去9大会で準優出が5回あり、そのうち23年蒲郡大会(優出5着)と24年びわこ大会(優出2着)で優勝戦まで勝ち上がっている。宇野は12年大村MB大賞でGⅡ優勝歴があるが、女子ビッグレースはまだ勝てていない。地元でタイトル奪取なるか。

●初出場組……今回のとこなめ大会でレディースオールスター初出場を果たす選手は7人。森下愛梨、山下夏鈴、山口真喜子、武井莉里佳、山田理央、門田栞、登みひ果だ。全員が120期以降の若手となった。山田、門田、登はこれが女子ビッグレース初参戦になる。
なかでも注目は山口真喜子と武井莉里佳だ。2人は2月の浜名湖スピードクイーンメモリアルで女子ビッグ初出場を果たし、山口が予選7位(準優5着)、武井が予選9位(準優6着)に入る活躍。さっそくポテンシャルの高さを見せつけた。とこなめレディースオールスターでも優出争いに加わってくるのか。
山下夏鈴も楽しみだ。予備1位から繰り上がりで出場権を得た。山下は23年5月にからつオールレディースでデビュー初Vを飾り、24年5月にはびわこヴィーナスシリーズで優勝。通算2Vがいずれも5月とこの季節は相性が良い。とこなめでは4月のオールレディースで節間まくり3発と持ち味を発揮していただけに、とこなめレディースオールスターでも速攻で見せ場を作りそうだ。

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