
SG第72回ボートレースメモリアルin桐生 徹底展望!
●峰竜太(佐賀)……いよいよ3億円をめぐる戦いにピリオドが打たれるのか。SG5大競走(ボートレースクラシック、ボートレースオールスター、ボートレースメモリアル、ボートレースダービー、グランプリ)をすべて優勝した最初の選手に3億円相当のインゴットが贈呈されるという「GRANDE5」の制度。14年度にスタートし、約12年間にわたって熾烈な争いが繰り広げられてきた。その戦いにいま、峰竜太が終止符を打とうとしている。
峰はSG5大競走のうち4つで優勝。18年のグランプリで1冠目、21年のオールスターで2冠目、23年のダービーで3冠目、そして今年3月のクラシックで4冠目を獲得している。残る1つはメモリアル。8月の桐生メモリアルで優勝すれば「GRANDE5」完全制覇の一番乗りとなり、3億円相当のインゴットというビッグボーナスを手にすることになる。
峰はこれまでメモリアルに11回出場して3優出0V。11年福岡大会で優出2着、12年桐生大会で優出3着、そして15年蒲郡大会では優勝戦1号艇に乗るも2着惜敗と、優勝まであと一歩の経験を何度も重ねてきた。また19年大村大会では予選トップ通過を果たすも準優1号艇でF、24年丸亀大会では予選3位に入るも準優1号艇で2コースとなって3着敗退という無念も味わっている。手が届きそうで届いてこなかったメモリアルのタイトルを今度こそつかみ取りたい。
そのチャンスは充分だろう。峰は桐生を過去17節走って9優出4Vと実績上々。当地記念レースは通算4優出0Vでまだ大きなタイトルこそ獲れていないが水面相性は良好だ。峰の桐生通算勝率は驚異の8.05。これは峰にとって全国24場のなかで最も高い数字となっている。
桐生メモリアルでは峰の一挙手一投足に注目が集まりそうだ。3億円をめざす戦いから目が離せない。

●毒島誠(群馬)……峰の3億円を阻止したいのが毒島誠だ。毒島もこれまでSG5大競走のうち4つで優勝。18年のメモリアルで1冠目、19年のダービーで2冠目、24年のクラシックで3冠目、24年のグランプリで4冠目を獲得しており、GRANDE5完全制覇へオールスターを残すのみとなっている。来年のオールスターで3億円へ挑戦するためには、桐生メモリアルで峰の優勝を阻止せねばならない。
しかも舞台は地元の桐生だ。優勝への思いは人一倍だろう。桐生では通算55優出22Vという圧倒的な実績を持ち、これはいずれも今節出場メンバーのなかでトップの数字(※優出2位は久田敏之で44回、優勝2位は久田敏之で10回)。桐生記念レースでも通算10優出3Vを誇り、桐生周年を3回(15年、20年、22年)も制してきた。
ただ桐生SGはこれまで3回出場して1優出0V。12年メモリアルは予選敗退、16年メモリアルは準優3着敗退、19年チャレンジカップは優出5着で、まだ優勝はできていない。毒島はSG10Vのうち8Vをナイターで記録しており、ナイター7場のうち桐生以外の6場ではすでにSG優勝を経験済み。桐生メモリアルでは“ナイターSG7場完全制覇”という前人未踏の大偉業もかかることになる。
メモリアルは過去14回出場して3優出3V。13年丸亀大会でSG初Vを飾り、18年丸亀大会と19年大村大会では2連覇を達成している。メモリアル3Vは野中和夫、今垣光太郎と並ぶ大会最多タイ記録だ。今年は7年ぶりの奪還と4Vの新記録をめざす。
毒島は前期B2級だったこともあり5月オールスター、6月グラチャン、7月オーシャンカップのSG直近3大会を不出場。3月クラシック以来のSG参戦になる。前期に記念レースをほとんど走れなかったのが響き、賞金ランキングは100位前後と大きく出遅れている状況。桐生メモリアルで大きな賞金を上積みし、2年ぶりのグランプリ出場へ夢をつなぎたいところだ。

BOATBoy最新号
テレボート会員限定
boatboy newest release
