
SG第72回ボートレースダービー節間最新レポート【前検日】
<モーター抽選>
本誌モーターキングの三島敬一郎が、前節までチェックした時点での注目モーターは下記の通り。
41号機(42.7%) A++ 出足から行き足へのつながりが良いパワー機で警戒警報
50号機(39.9%) A++ 直線系の行き足や伸びに余裕があり、回り足系も良い印象
30号機(48.5%) A+? エース格も直近で二度転覆。ギアと新ペラ交換で要確認
48号機(31.3%) A+ 全体的な足色に少しずつ余裕があり、微調整の範囲内
37号機(47.3%) A+ 全体的に力強い素性良機で、西島義則ペラの調整がカギ
75号機(39.4%) A+ 回転調整が合えば出足系が強めで、直線系統も良い感じ
68号機(46.4%) A+ 出足、回り足と良いが、ゾーンの狭さか直線は至って普通
19号機(37.9%) A 本体素性が良く、外回りやペラの調整で反応が出ている
64号機(31.8%) A 全体的に余裕があり、伸びはパワフルな動きでチルト次第
54号機(38.7%) A しっかり整備調整がハマっていて行き足、中間速に力感
モーター抽選の結果、引き当てたのは下記の選手たちだ。
41号機(42.7%)=北山康介(東京)
50号機(39.9%)=峰竜太(佐賀)
30号機(48.5%)=秋元哲(埼玉)
48号機(31.3%)=山崎郡(大阪)
37号機(47.3%)=末永和也(佐賀)
75号機(39.4%)=萩原秀人(福井)
68号機(46.4%)=前田将太(福岡)
19号機(37.9%)=馬場貴也(滋賀)
64号機(31.8%)=桐生順平(埼玉)
54号機(38.7%)=上平真二(広島)

三島のトップ評価=41号機を引いたのは、SG初出場となる北山康介! ついに辿り着いた大舞台で、好機を味方に大暴れできるかどうか。まずは水神祭をしっかり果たして勢いに乗りたい。
2番手評価を引いたのは峰竜太だ。一昨年のダービー覇者であり、昨年は優勝戦1号艇ながら桐生順平のツケマイに敗れ去った。2年ぶり制覇、そして昨年の雪辱に向けて、絶好の相棒を手に入れたということになる。この男に好モーター、まさに鬼に金棒だ。
三島が「A+?」と素性はもともと良いが転覆で気配不安としている30号機は秋元哲。SG初出場で手にしたモーターは、素性通りの心強い味方なのか、それとも転覆による下降線なのか。まずは初日の動きをしっかりとチェックしたい。
<前検タイム>
1 吉田裕平 6.51
2 井上忠政 6.52
3 茅原悠紀 6.53
4 峰竜太 6.54
5 桐生順平 6.55
6 田口節子 6.56
7 藤原啓史朗 6.57
8 三浦永理 6.58
仲谷颯仁
10 渡辺浩司 6.59
馬場貴也
小池修平
萩原秀人

ドリーム組が上位に名を連ねた前検タイムである。トップの吉田裕平をはじめ、茅原悠紀、峰竜太、桐生順平がベスト5の好タイム。こうなると、平凡なタイムの池田浩二と関浩哉は心配になったりもするわけだが……。
ちなみに、前検航走はドリーム組が1班で、その6人でタイム測定とスタート特訓を行なう。2班以降は登番順で、最終9班は若手が並ぶことになる。その9班からも藤原啓史朗、仲谷颯仁、小池修平、そして2位タイムの井上忠政が名を連ねている。今日は強い向かい風が吹き(タイムを測定するバックは追い風)、それもあって6秒5台という速いタイムも出たわけだが、1班ドリーム組と9班にトップ10が集中しているとなると、その時間帯だけさらに向かい風が強めになっていた可能性もあるかも!? なお、ワーストは中田竜太の6秒72。
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