
GⅡ第7回全国ボートレース甲子園節間最新レポート【初日】
GⅡ全国ボートレース甲子園初日
1コース 5勝
2コース 1勝
3コース 4勝
4コース 0勝
5コース 2勝
6コース 0勝
決まり手
逃げ 5回
まくり 1回
まくり差し 0回
差し 2回
抜き 4回
恵まれ 0回
マンシュウ
3R ③-⑤-② 21980円(58人気) 下出卓矢(3コース抜き)
5R ⑤-①-④ 32000円(56人気) 金子和之(5コース抜き)
8R ②-④-⑥ 12010円(42人気) 関浩哉(2コース差し)

かつてのびわこは、全国でも屈指のイン受難水面。1コース1着率の低さでは5本の指に入っていた。それが、1マークをスタンドとは反対方向に振って以来、全国平均を超えることもあるイン1着率の高さに。傾向がガラリと変わったものだった。ところが、E30エンジンの試験導入後は、イン1着率が急降下。かつてのびわこのような傾向に変化している。
そして、甲子園初日はまさに新たな傾向の通り! 1Rからインが負けまくり、9Rから4連勝はあったものの、結局5勝にとどまったのだ。なにしろ、オープニングから丸野一樹の5コース差しがズバリ。4カド菅章哉が伸び、それに先んじて深谷知博が3コースまくりに出たことで展開が向いたのは確かだが、丸野はここしかないというドンピシャの差しを決めて快勝。地元甲子園でのオープニングを飾り、そして結果的にはその後の流れの象徴ともなっていたのだった。丸野は7Rも3コースまくりで制して初日連勝!

初日は抜きの決まり手が多かったのも特徴だ。実に4度も出ており、道中の激戦ぶりを物語る。E30エンジンは起こしが鈍いという特徴があるようで、そうした出足の差がコーナーでも出たということか。6Rでは森高一真が先マイで逃げ切ったかと思いきや、2マークで上條暢嵩が差して逆転。また、5Rでは上原崚が4カドから伸びてまくり差しで突き抜けたかと思われたが、連動していた金子和之が逆転でマンシュウを叩き出している。舟券作戦としては、1着2着の折り返しが効果的ということかもしれない。

ドリーム戦は馬場貴也が逃げ切り快勝! 池田浩二の差し、峰竜太のまくり差しをしっかりと封じて、地元甲子園での1号艇をモノにした。近況は不調でもあっただけに、このドリーム快勝はいいカンフル剤になるはず! ここから波に乗って、地元GⅡでプライドを見せつけたい。2着には池田浩二、3着には6号艇6コースから佐藤翼が入った。佐藤は池田に迫る場面もあり、この3着はかなり大きなものになったと言えるだろう。
BOATBoy最新号
boatboy newest release
