
SG第35回グランドチャンピオン節間最新レポート【4日目】
SGグランドチャンピオン4日目
1コース 5勝
2コース 1勝
3コース 2勝
4コース 1勝
5コース 3勝
6コース 0勝
決まり手
逃げ 5回
まくり 3回
まくり差し 3回
差し 1回
抜き 0回
恵まれ 0回
マンシュウ
5R ⑤-④-⑥ 18030円(63人気) 山田康二(5コースまくり差し)

予選最終日の勝負駆け。今日も戸田らしい流れというか、インが決して優勢とは言えない一日であった。イン3連勝の序盤だったのに、最終的に5勝にとどまったのだ。これが勝負駆けにどう影響したかといえば、実はそこまで大きなうねりを作ったわけではなかった。というのも、勝っても準優には届きそうもなかったり、また機力的に厳しかったり、そうした1号艇が少なくない最終日だったのだ。ということで、逃げ切って18位圏内浮上、という選手がほとんど出なかったのも事実。それもあって、順位の変動こそあれ、3日目までの18位以内の顔ぶれと大きく変わったわけではなかった。
残念ながら18位圏内にいながら、勝負駆けに失敗で準優出を逃したのは、吉田裕平と磯部誠の愛知勢。磯部は2走11点とそこまで厳しい条件ではなかったが、大敗を続けてしまった。吉田も4着条件で6着と悔しい大敗。

3日目まではボーダー下にいながら浮上したのは宮地元輝。3R3号艇で2着に入ると、10Rは厳しい展開ながらも3着に粘り、2走14点という条件をぴったり14点でクリアした。また、2走12点が欲しかった石野貴之は5Rではカドから鋭くまくって、山田康二のまくり差しに捕らえられたものの2着。1号艇だった10Rは桐生順平のまくり差しを許したが粘って2着。その時点で11位まで浮上した。

11Rを終了して、得点率18位は5.83で前田将太。2着条件の勝負駆けをきっちり2着で、ここに浮上している。12R、19位以下から上位浮上の可能性があるのは茅原悠紀と平本真之。茅原は1号艇だけに、前田はそわそわしながら、レースを見ていたことだろう。12Rの結果は……湯川浩司が4カドまくり! 峰竜太がそれに連動して2着。茅原も平本も2着条件だったので、前田将太が残った!

予選トップ争いは、桐生が10Rを快勝して8.00で終盤レースを待つことに。11Rはその時点で1位と2位の中田竜太と池田浩二の直接対決。6号艇・松井繁が前付けし、3号艇の中田がスロー4コース、4号艇・池田は5カドとなった。中田は1マーク差してバックでは5番手あたり、5カドから握った池田は2番手争いとなり、2マークで豪快に握って2番手を確保した。
こうなると、中田はなんとしても3着が欲しいところ。2マーク小回りで3番手争いには持ち込んだものの、惜しくも4着でゴール。この結果、予選トップが池田、2位が中田となった。地元SGで首位通過を狙った中田にとっては痛恨の結果だったかも。
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