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TOP特集連載記事黒須田守のボートレースと旅打ち酒の日々(2026年8月号)

黒須田守のボートレースと旅打ち酒の日々(2026年8月号)

ボート雑誌の編集長が、ボートレースのために出かけ、酒を呑んだくれる日々。ただそれだけのこの記事が、なぜか読者に温かく受け入れられるという……。というわけで、今年度も続行! 相も変わらずボートと酒にまみれる日常を、やはり臆面もなく自撮り画像をさらしながら綴る旅打ち酒記。

5月25日~31日 ボートレース浜名湖

  浜名湖遠征は、豊橋に宿泊するのが常である。蒲郡遠征時も豊橋泊なので、今年は早くも2度目の豊橋。蒲郡クラシック以来2カ月ぶり2度目、ということで、遠征というよりは「豊橋に戻ってきた」という感覚にもなったりして。
 さて、先月は宮島マスターズと丸亀レディースオールスターでの旅打ち酒について記した。いずれも新たなお気に入りの店ができて、「もっと新規開拓しなきゃなあ」などとも書いていたわけである。そんな流れで迎えた浜名湖オールスター。豊橋でももちろん、新規開拓と意気込んでいたわけなのだが……これがもう、いっさい新規開拓なし、なのであった。一節間、お気に入りの店に行き倒すという。まったくもって有言不実行だったわけだが、いや、致し方ないのである。

「百万石」さんの外観。赤提灯がいい味出してますね~

 というのも、蒲郡クラシック時はレース場で仕事を終えて豊橋に帰ってくると、お気に入りのお店はほぼラストオーダーが過ぎており、豊橋旅打ち酒を存分に味わうことが不可能。そのおかげで蒲郡駅近くの「団七」さんに出会うという僥倖もあったりしたのだが、豊橋旅打ち酒という点ではどうしても消化不良になりがちなのだ。その分、浜名湖遠征時にまとめて味わおうというのは自然な成り行きであって、レース場帰りの電車のなかで「今日はどのお気に入りに行こうか」とあれこれ悩むのが至福だったのである。
 まずは何と言っても、豊橋駅の新幹線口を降りればすぐに目が留まる「百万石」さん。お店の外観といい内装といい、THE昭和というべきたたずまいはとにかく居心地が最高である。うなぎ、どじょうが名物のお店で、今回は2回訪れてうざく、鰻ワサビ、どじょう唐揚げと絶品の味わいを堪能させていただいた。癒やしの赤ウインナーはつやつや輝いていて、食するたびに唸り声が出てしまう。馬刺しはねっとりした濃厚な食感がたまらなく、一口食べてすぐさま日本酒を注文してしまった次第だ。

百万石さんのうざく、どじょう唐揚げ。美味し!

 新幹線口では、駅前にずらり長屋が並ぶ一角があって、呑み屋街を形成しているのだが、そのなかの「Donpei」さんも大好きなお店。3大名物と謳うソース手羽先揚げ、ホルモン串焼き、花田とんこつ餃子は必食で、これを少しずつ食べさせてくれる「Donpeiワンプレート」はお得もお得である。今回は満腹で断念したが、締めの中華そばも絶品です。以前は珈琲焼酎があって、これが美味くて好きだったのだが、今回はメニューに見当たらなかったのが残念ではあった。

「Donpei」さんでDonpeiワンプレート。左からホルモン串、とんこつ餃子、手羽先ソース焼き。手頃な量でいろいろ味わえるのがいいね!

 信州名物の遠山ジンギスが食べられる「ひっぱり凧」さんも欠かせない。看板には「立ち呑み」とあるがすべて椅子席で、しかし低めのカウンターがやはり居心地抜群。ジンギスは何度食べてもやっぱり郷愁を誘い、サッポロ赤星が進みに進む。鶏皮を八丁味噌で煮込んだ五右衛門焼きはヤバすぎ! 後を引く味噌の味はどぶろくにもドンピシャでありました。

「ひっぱり凧」さんで赤星と遠山ジンギス! 故郷の味、沁みる~~

 立ち呑みといえば、在来線口真ん前のビルの地下にある「立ち飲みナイス」さんはもはや必須である。蒲郡クラシック時も前検前日に前乗りして訪れたほどで、今回も勇躍駆けつけた次第である。メニューはバラエティに富んでいて、そのなかに天ぷらが占めている一角があるのが少々ユニーク。ネタもまたアサリ天、ヤングコーン天、みょうが天など珍しいものもあって、これが安いうえに美味しなのである。メニューのなかに「デブ活」というものがあって、毎度気にはなっているのだが、すでに肥満気味の当方としては勇気がなくて注文したことがありません。正体は何なんだろう?

 あと、豊橋のお気に入りといえば「花せん」さん、「ナツメロ」さんがあるわけだが、今回は訪れるたびに満席で入ることができませんでした。悔しい。実はこの号が発売される頃には、今年3度目の豊橋訪問を済ませている。7月上旬に蒲郡でレディースvsルーキーズがあって、もちろん宿泊地は豊橋なのだ。花せんさんは週末は日付変わるまでオープンしてるし、ナツメロさんには前乗りして駆けつけるとしよう。そしてもちろん、重幸さんにも通っていることでしょう。ああ、豊橋楽しや。

「重幸」さんの塩昆布ピーマン、石焼きホタルイカ。ホタルイカが焼けるところ、動画で見せたい!
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