
SG第61回ボートレースクラシックin蒲郡 徹底展望!
●桐生順平……昨年末のグランプリで優勝。8年ぶり2回目の黄金のヘルメット戴冠を果たした。今年は追われる立場となって臨むシーズン。グランプリ2連覇をめざす一年間に注目だ。
まずはSG開幕戦のクラシックで好スタートを切りたいところ。年またぎのSG連続Vを狙う。桐生にとってクラシックは通算3優出2Vと相性上々の大会。15年尼崎大会でSG初Vを飾り、17年児島大会でも優勝している。今年は9年ぶり3回目の頂点をめざす戦いだ。もしクラシック3Vとなれば彦坂郁雄が持つ大会最多記録に並ぶ。
蒲郡は記念レース通算3優出1V。18年蒲郡周年で優勝し、19年蒲郡周年では優勝戦1号艇(5着)に乗り、23年蒲郡ダービーでは優出2着で表彰台に上がっている。相性良好の水面といっていいだろう。
ちなみに近年はグランプリ覇者が翌年のクラシックで苦戦する傾向。最近10年間では実に半数の5人が予選落ちを喫しており、優出したのは17年の瓜生正義の1人しかいない。桐生自身も17年グランプリで優勝した翌年のクラシックでは予選35位と惨敗を喫している。この嫌なジンクスを払拭する活躍を見せられるか。

●毒島誠……クラシックの選考基準は級別不問。現在B2級の毒島にも門戸は開かれており、昨年SG優勝1回、GⅠ優勝2回でしっかり出場権を手にした。選出順位2位でドリーム戦にも選ばれている。貴重なSG出場機会で大きな賞金の上積みを果たし、グランプリ出場への可能性を広げておきたいところ。この蒲郡クラシックにかける意気込みは誰よりも強いかもしれない。
毒島のクラシック出場は14回目。14年連続出場は継続中としては最長だ(※2位は桐生順平で13年連続、3位は茅原悠紀で6年連続)。過去13回で4優出1Vをマークしており、24年の戸田大会でV歴。追い風10mの荒れ水面で2コース差しを決めて栄冠を手にしたのが記憶に新しい。今年は2年ぶりの奪還を狙う戦いだ。
蒲郡は記念レース通算4優出1V。20年のチャレンジカップでSGタイトルを獲っている。SG通算30優出10Vのうち17優出8Vをナイターで飾っている史上最強のナイターキングが、春の蒲郡でその力を見せつけるのか。
ちなみにグランプリ覇者が翌年クラシックで苦戦傾向と前述したが、グランプリシリーズ覇者はさらに深刻。優出は09年の田中信一郎が最後で、実に17年も前の話だ。このジンクスを打ち破ってグランプリシリーズとクラシックの年またぎSG連覇なるか。B2級でのSGタイトル奪取をめざす。

●池田浩二……SG優勝11回という歴代3位タイの記録を持つ池田だが、蒲郡SGは4優出0V、とこなめSGは3優出0Vでまだ地元SG制覇がゼロ。さらに浜名湖SGは1優出0V、津SGは1優出0Vで、東海地区でのSG優勝が一度もない(※関東4V、東海0V、近畿4V、四国2V、中国0V、九州1V)。もはやボートレース界の七不思議のひとつといってもいいだろう。
蒲郡SGは過去14回出場して4優出。07年メモリアルでは準優1号艇での2着が響いて優勝戦4号艇で3着、16年グラチャンでは優勝戦6号艇で2コースまで動くも6着、18年ダービーでは優勝戦2号艇で6着、21年メモリアルでは優勝戦4号艇で6着と、最近3回の優勝戦はいずれも6着と失意の結果に終わっている。
今度こそ流れを変えて悲願の地元SG初制覇なるか。蒲郡でのクラシック開催は92年以来で34年ぶりとあってさすがの池田でも未経験。潮目を変える好機か。クラシックは09年多摩川大会と13年平和島大会で優勝するなど5優出2Vと相性上々の大会。春の蒲郡ナイターで池田が躍動する姿を地元ファンは待っている。

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