
SG第72回ボートレースダービー徹底解剖!#1 守屋美穂選手独占インタビュー!!
■年末の12人のなかには「いなければいけない」

――女子賞金ランキングを見ても、クイーンズクライマックスは出場当確といえる位置につけています。大きなレースに出られなくてもクイーンズクライマックスに出ることは目標にしていましたか?
守屋 言われてみると、他の人はスピードクイーンメモリアルとかに出ていたわけですよね。そこはあまり考えなかったですね。年末は、目指す目指さないとかではなくて、出る……。自分の中では12人のなかにはいなければいけないみたいになっていて、目標にしていたというのとは少し違う気がします。
――これから年末までどういうふうに走っていきたいですか?
守屋 いまのメンタルだったり技術のままだったら、年末にいい位置につけられていても優勝はできないと思うので、優勝できるように技術向上を図っていきたいですね。賞金を積み重ねるというより、自分をレベルアップしていきたいです。
――メンタル面にも課題を感じていると。
守屋 それはレディースチャンピオンで思いました。メンタルの弱さから焦りがレースに出ちゃうと、いい結果につながらないので。いかに平常心でレースに臨めるかというのが大切になるのかなと思います。
――これまでずっと大舞台で戦い続けてきましたが、それができていなかった?
守屋 同じような失敗は多々ありました。失敗するときは、焦って周りが見えてなかったりとか。レースに影響していた部分はあった思います。
――これからどのようなレーサーになりたいというようなイメージや目標はありますか?
守屋 メモリアルでは、予想もしていなかった中で選んでいただいて、施行者さんの期待というか後押しのようなものをすごく感じたんです。ファンの人たちはもちろんそうですが、関係者の方なども含めて、皆さんの期待に応えられるようなレーサーになりたいなというのはすごく思いました。
――SGを獲りたいとか、そういったことは?
守屋 とりあえず自分に自信が持てるようになりたいです。
――今回の取材ではずいぶん課題を克服したいという話が出ましたが、いまだからそう感じているのか、これまでもずっと頭にあったのか、どちらなのでしょうか?
守屋 ずっと頭にありながら、ちゃんと向き合えていなかった気がします。
そのときよければいいみたいな感じになっていたのかもしれないですね。モーターに助けられて着を取れていることに甘んじてたというか。上の舞台に行けば、モーターが出ているだけでは勝てないということにあらためて気がつきました。この1年があったうえで久々にSGを走らせていただいたということがそれだけ大きかったんだと思います。
――改めて、ダービーではどんな守屋美穂選手が見られるでしょうか?
守屋 どんな守屋美穂……。これから2カ月ほどでは自分の課題を克服できないとは思うんですけど、少しずつでもレベルアップしていきたいですね!
(インタビュー日時 9月1日)
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