
PGⅠ第12回ヤングダービーin宮島 徹底展望!
●新開航(福岡118期)……記念レース優勝3回は今節出場メンバーのなかでトップの数字。22年に芦屋MB大賞、23年にとこなめダイヤモンドカップ、24年に桐生周年と記念タイトルを重ねてきた。
またヤング戦線では23年と24年にイースタンヤングを2連覇。ヤングダービーでも23年に優出するなど申し分ない実績を残してきた。
新開は来年2月に30歳を迎えるためヤングダービーは今年が最後。ラストチャンスで頂点をめざす。
また新開は賞金ランキングが現在69位。地元福岡でのチャレンジカップ出場を狙うためにもヤングダービーで大きな賞金を上積みしたい。

●板橋侑我(静岡118期)……21年の浜名湖周年と23年の鳴門周年で優勝するなど記念レース通算5優出2V。早くから大舞台で結果を残してきた選手だ。
そんな板橋だがヤングダービーは過去5回出場して準優出1回、優出0回。なぜか苦戦を強いられてきた。
ちなみに静岡支部はヤングダービー過去11大会で意外にも優出者ゼロ。まだヤングダービーで優出が一度もない支部は静岡、兵庫、徳島、長崎の4支部だけとなっている。
板橋は来年6月で30歳となるため今年が最後のヤングダービー。6回目の参戦で悲願の大会初優出なるか。

●末永和也(佐賀124期)……3月にからつ周年で地元GⅠ初Vを飾るなど今年9優出4Vをマークする活躍。賞金ランキング26位につけており、グランプリ初出場をめざすうえでも大事なヤングダービーになってきそうだ。
ヤングダービー出場は2年連続で3回目。記憶に残るのはなんといっても22年の多摩川大会だろう。初出場で優出を果たし、優勝戦では3コースから差して2番手につけると、道中で先行する近江翔吾を猛追。凄まじい追い上げを見せた。しかし逆転を狙った3周2マークで振り込んで大きく後退。6着に終わる悔しい結末だった。
23年の下関大会はGⅠ選出除外中のため出場権を棒に振り、24年の桐生大会は予選4位に入るも準優4着で敗退。今年は3年ぶりの優出をめざすことになる。あと一歩でつかみ損ねたヤング王者の称号を今度こそしっかり手中にしたい。

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