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TOP特集節間最新レポートSG第72回ボートレースダービー節間最新レポート【最終日】

SG第72回ボートレースダービー節間最新レポート【最終日】

年間勝率上位の強者だけが出場できる「実力日本一決定戦」。常に高いレベルを維持できるだけの技量の持ち主が、真っ向勝負で全日本選手権を争う戦い、それがボートレースダービーだ。ボートレース津で開催される、今年で第72回を迎える伝統の一戦。覇者に贈られるダービージャケットを身にまとうのは誰だ!

<ピットから>

 みんなに頑張れと声をかけていただいて、だんだん緊張してきた。レース後の記者会見で末永和也はそう語っている。だが、レース直前の末永は、その緊張とうまく付き合っているように見えていた。浮足立っているようには思えなかったのだ。
 レースも堂々たるものだった。赤岩善生の前付けはもちろん想定していて、深い起こしになることも覚悟していた。だから、どんな隊形になっても動じることはなかっただろう。しっかり逃げてSG初制覇。ピットに凱旋した末永は、静かに笑顔を浮かべる。その姿もまた堂々としたものだった。出迎えた峰竜太は興奮しまくっていたというのに(笑)。
 涙もなかった。もちろん感動、感激もしていただろうが、それは末永の涙腺を緩ませたりはしなかった。峰竜太は泣いていたというのに(笑)。その様子は、末永にとってこれが単なる通過点であることを強く感じさせた。まだまだ先がある。末永自身がそう思っていたかどうかはともかく、彼の立ち居振る舞いがそう語っていたのだ。

 そうそう、SG初優勝だから、もちろん水神祭! もうあたりは真っ暗になっていたピットで、佐賀勢の手によって水面に投げ込まれている。そして佐賀勢全員もダイブ! かなり気温は下がっていたので、水は冷たかったことだろうが、誰もが笑顔満開の、賑やかな水神祭となった。末永和也、本当におめでとう!

 最も悔しがっていた敗者は、もちろん新田雄史である。キャリアボデー交換で臨んだが、やはり足的には厳しかった。そのことを新田自身も自覚していただろうが、しかし敗れたことが新田を呆然とさせていた。ピットに上がって来た直後も、カポックを脱ぎ装備をほどいている間も、モーター格納作業をしているときも、新田は表情をなくしていた。
 今節は劣勢機を引いてしまい、整備を尽くす一節だった。厳しい足色でもレースで意地を見せて、優勝戦までこぎ着けた。その努力、奮闘ぶりはやはり称えられるべきものだろう。そして、静かに悔しがるレース後の姿もまた、地元SGを全力で戦って、そして敗れた者のあるべき姿だったと思う。勝てなかったけれども、今節の新田はおおいに感動を与えたのだと思う。お疲れ様!

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