
PGⅠ第12回ヤングダービー節間最新レポート【4日目】
<本日の水神祭>

今日の水神祭は1件。10Rを3コースまくり差しで制した中野希一だ。「過去イチ悪い」という劣勢機を必死の整備で上向かせ、4日目についにGⅠ初1着。埼玉支部勢はもちろんのこと、他支部の多くの選手も中野に祝福を送っていた。

水神祭は11R発売中。埼玉勢や126期の同期、そしてなぜか末永和也、前原大道、中亮太も参加。中野を水面に放り投げたあとは、多くの選手も一緒に飛び込んで、中野とともに水中でバンザイだ。そして、末永と前原と中は上着を脱いで上半身裸になると、背中を見せて整列! すると「水」「神」「祭」と大書されていた……そういうことでしたか! ちなみに水=末永、神=中、祭=前原でした。
これで今節の水神祭達成は5人目。コンプリートまであと4名!
<ピットから>

19年三国大会で初出場。そして初優出。それから7回連続で出場し、ヤングダービーの顔とも言える存在だった豊田健士郎である。今年がラストの大会ということで、思いは強かった。しかし、前半で大敗を喫したのが痛恨で、後半12Rは6号艇。前付けを狙ったが誰も譲らずのスロー6コースでは厳しい戦いとなるのは致し方なかった。
豊田のヤングダービーが終わった。引き上げてくる豊田のやるせない表情がとにかく痛々しい。最初に優出を果たしておきながら、その後は結果らしい結果を残せなかった。その悔いは今後もつきまとうのかもしれない。しかし、これからはもっと上の舞台で戦わねばならないのだ。そのためにも残り2日、意地を示してもらいたい。

予選トップ通過は新開航。しかし、12R後は少々複雑な表情である。そう、1号艇で敗れたのだ。撃破したのは高憧四季。3コースからのまくりで新開を倒した! まさに得意技というべき一撃は、会心というしかないものだっただろう。というわけで、レース後は爽快な笑顔! また多くの選手たちも称えており、さらに笑顔は深くなっていった。残念ながら、この勝利でも次点までしか浮上できなかったのだが、しかし存在感を見せつける快勝だったのは間違いない。
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