ＳＧ第52回ボートレースオールスター節間最新レポート【初日】
節間最新レポート
2025/05/27
ファン投票で選出されたトップスターたちが、ファンへの感謝の思いとともに真っ向勝負を繰り広げるＳＧ！ ボートレースオールスターです。今年はボートレース丸亀でのナイター決戦。その模様を現地より熱くお伝えいたします。
＜ピットから＞
２Ｒで１号艇ながら菅章哉に敗れた上條暢嵩。伸びてくる菅を制して先マイに出たはずが、初動で振り込んだ格好になって艇は大きく流れた。装着場にあるモニターで観戦していた丸野一樹が思わず悲鳴をあげるほど、ハッキリとバランスを崩すターン。菅はその内に差し込んで悠々抜け出したというわけだが、レース後の上條は実に力ない表情で悔いをあらわにしていた。敗れたこと、というより、まさかのミスターンに呆然としていた様子。
さらに10Ｒ、３号艇３コースのここではこれまたまさかの６着大敗。１周２マークで實森美祐と接触して後退という不運もあったが（實森は不良航法）、握った１マークはサイドがかからず、２マークも引き波でバランスを崩して失速気味。仕上がりに対する不安もありそうで、こちらもレース後は憔悴したような表情になっていたのだった。明日は巻き返しをはかるべく、整備調整のピッチも上がってくるだろうか。
インが強い流れだったから、というわけでもないだろうが、やはり初日の１号艇で敗れるのは痛恨。予選ではもう回ってこない１号艇、初日に回ってきたからには好発進を果たしたいところ。それがかなわなければ、やはり悔いしか残らないのも致し方ない。10Ｒで片岡雅裕に差された平本真之は、ピットに上がった瞬間に遠目にもわかるほどの落胆ぶり。エンジン吊りを終えて控室に戻るまでにも、何度も何度も首を捻り、溜め息もついているのだった。平本はもともと、レース後に感情をあらわにするタイプではあるけれども、やはり悔恨の様は痛々しい。明日は巻き返して笑顔を！
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