本誌モーターキングの三島敬一郎が、前節までチェックした時点での注目モーターは下記の通り。
45号機（45.9％）　Ｓ 　　　行き足、直線系の足色が抜群。全体的にも上位級の動き。
47号機（50.0％） Ａ＋＋ 　初下ろしから動きは上位級で、行き足、直線と抜群の印象。
57号機（46.7％） Ａ＋＋ 　直線足が抜群の状態で、伸びに寄せる乗り手だと鳥肌モノ
19号機（35.4％） Ａ＋ 　　行き足や中間速が良く、直線系中心に良い状態キープ中。
59号機（39.2％） Ａ＋　 　丸野一樹の部品交換整備から実戦足が良い状態で楽しみ。
53号機（44.4％） Ａ 直線系統の足色が良い動き。行き足は強めで調整次第。
65号機（45.0％） Ａ 　　　回転はしっかり上がっている印象で、ペラ調整で上積み。
58号機（46.5％） Ａ 　　　転覆と新ペラで足落ちも、出足系は本体素性の良さが援護。
66号機（41.6％） Ａ 　　　転覆の影響で足落ちも、リング交換で回復傾向の直線足型
49号機（39.8％） Ａ 　　　しっかり回転調整が合っている時の出足、行き足は良好

　モーター抽選の結果、引き当てたのは下記の選手たちだ。

45号機（45.9％）＝佐藤翼（埼玉）
47号機（50.0％）＝佐藤隆太郎（東京）
57号機（46.7％）＝井口佳典（三重）
19号機（35.4％）＝池田浩二（愛知）
59号機（39.2％）＝篠崎仁志（福岡）
53号機（44.4％）＝桐生順平（埼玉）
65号機（45.0％）＝遠藤エミ（滋賀）
58号機（46.5％）＝浜田亜理沙（埼玉）
66号機（41.6％）＝石野貴之（大阪）
49号機（39.8％）＝川井萌（静岡）

　三島Ｓ評価の45号機を引いたのは佐藤翼。また２番手の47号機を引いたのは佐藤隆太郎。Ｗ佐藤が好機ゲットだ。隆太郎はクラシック優勝で手にした出場権であり、その勢いと好パワーを武器にＳＧ２節連続Ｖを狙う。１週間前のレディースオールスター優勝戦１～３着トリオにも好機が渡っており、これも注目したい。

前検タイム
１　菅章哉　　　　６秒66
２　茅原悠紀　　　６秒72
　　佐藤隆太郎
４　土屋智則　　　６秒73
　　上條暢嵩
６　峰竜太　　　　６秒75
　　平山智加
　　前田将太
９　山口剛　　　　６秒74
　　河合佑樹
　　佐藤翼

　前検タイムの一番時計はさすがの菅章哉！　前検からチルト３度で臨んだ菅だったが、抜群の時計を叩き出し、明日への期待が高まることとなった。もちろん、さらに伸びを磨く調整を施していくことだろう。
　二番時計はドリーム組の茅原悠紀と三島２番手評価の47号機を引いた佐藤隆太郎。また、三島Ｓ評価の佐藤翼も９位タイにランクインしている。
　なお、ワーストは６秒99の吉田拡郎。白井英治が６秒97、守田俊介が６秒96となっている。菅とはコンマ30ほども違うわけか……。ただ、白井や守田はそこまでタイムを出すタイプではないだけに、初日はしっかり仕上げてくるはずだ。
　前検航走後、気になるのは瓜生正義が本体を割って整備を始めていたこと。前検日に本体をバラすのはなかなか珍しい光景だけに、明日の気配には注目したい。