
「新概念データPLUS」の使い方(2026年6月号)
新概念データPLUS実践例③
蒲郡SGボートレースクラシック4日目6R

つづいて4日目6R。これまた想定した展開とはやや違っていたのだが……。
<予想の筋道例①>
★着目点
①平高奈菜の1コースまくられ率/差され率=7・3%/26・8%
1号艇は平高奈菜。ここは予選ラスト走の勝負駆けで、何としても逃げ切って準優に駒を進めたかった一戦。その平高のイン戦だが、かつては差され率よりまくられ率のほうが高いタイプで、一時は意外なほどに高いまくられ率となっていたこともある。しかし今は傾向一変で、まくられ率は1ケタとかなり低く、一方で差され率が高い数値になっている。イメージを変えて予想する必要があるわけである。
【②山田康二の2コースまくり/差し=9/5】
そうなると気になってくるのは、山田の2コースである。まくり1着が差し1着の2倍弱となっており、ジカまくりもおおいに考えられるタイプなのである。ちなみに、2コース逃がし率も低い。まくってインを沈めているケースも多いと考えていいのだろう。しかしながら、平高のイン戦は今、まくりをなかなか許さないのである。山田がジカまくりに出れば、平高はこれに徹底抗戦する可能性がある。
【③定松勇樹の3コースまくり/まくり差し/差し=2/1/3】
意外というしかないのだが、定松の3コース戦はこの時点で、なんと差しが最も多い決まり手。基本的にはまくりが主武器のはずだが、定松は昨年、まさかの不振でグランプリシリーズの出場も逃すほどだった。それはすなわち、まくり切る足を仕上げ切れなかったと推測できるわけで、それが3コースの数値にもあらわれているのだろう。
ただ、山田のジカまくりを想定するなら、3コース差し1着の多さはここでは頼もしいわけで、山田が同支部の先輩で手の内を熟知しているであろうこともあわせれば、ここは定松の差し切りに期待できるのである。
相手はもちろん内枠両者の粘りが本線だが、④権藤俊光のピット離れが一息で、展示では4コースを獲っていた⑤佐々木完太の連動も押さえておきたい。
で、結果はといえば、4カドから軽快に伸びていった佐々木を止めた定松が、その勢いで一気にまくっていくという(笑)。まさに定松本来の豪快な勝ちっぷりを見せつけたのである。新概念データを駆使すると、想定した展開とは違うが結果オーライ、ということもままあるということでひとつ……。

蒲郡 SG第61回ボートレースクラシック 4日目
3月27日(金)6R
着順 艇番 選手 コース ST タイム
1着 ③ 定松勇樹(佐賀) 3 .08
2着 ⑤ 佐々木完太(山口) 4 .04
3着 ② 山田康二(佐賀) 2 .09
4着 ⑥ 白井英治(山口) 6 .05
5着 ④ 権藤俊光(大阪) 5 .07
6着 ① 平高奈菜(香川) 1 .14
決まり手=まくり
2連単 ③-⑤ 2090円(10人気)
3連単 ③-⑤-② 5980円(24人気)
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