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TOP特集連載記事(最新)黒須田守のボートレースと旅打ち酒の日々(2026年4月号)

黒須田守のボートレースと旅打ち酒の日々(2026年4月号)

ボート雑誌の編集長が、ボートレースのために出かけ、酒を呑んだくれる日々。ただそれだけのこの記事が、なぜか読者に温かく受け入れられるという……。というわけで、今年度も続行! 相も変わらずボートと酒にまみれる日常を、やはり臆面もなく自撮り画像をさらしながら綴る旅打ち酒記。

●某月某日 東京・大森など

 最近、ボートレースと酒以外でハマっていることといえば、散歩。もともとは減量のためと歩き始めたのだが、今やすっかり歩くことが楽しくなってしまった。1時間じゃ物足りない、時間に余裕がある日は2時間も余裕。体調も良く、血液検査の数値が劇的に安定していることもあって、基本的には朝早く起きてあちこちうろつく毎日である。これは出張先でも同様で、棲家の周りはあらかた歩き尽くして新鮮さがないので、むしろ“旅打ち散歩”が出張の楽しみになっている。
 散歩の何が楽しいかといって、知らなかった酒場を発見することに勝るものはない。実は尼崎のキテ屋さん、庶民さん、ひろさんはレース場に出かける前の朝散歩で発見していたお店。散歩は呑み助の引き出しを増やしてもくれるわけである。

青物横丁「エビス参」さんでハマったエビタルタル。次に行ったときにも必ず注文するでしょう

 過日、浜名湖のYouTube配信に出演させていただいた。スタジオは麻布十番にあって、配信終了後、ふと「行けるところまで歩いてみるか」と思い立って歩き出したのである。結果、あっさりと京急の青物横丁駅に到達。ならば、と気になっていた「エビス参」さんに突撃と相成った。尼崎での新規開拓が楽しく、棲家周辺でも新たな店に挑戦しようという思いも強かったんでしょうかね。
 エビスと名の付くお店に外れなし。焼きとんがメインのお店なのだが、何を食っても美味しである。ハマったのはエビタルタル。ワンタンの中身がエビで、これを揚げたものをタルタルソースで食す。赤星にドンピシャじゃないの! 喫煙者としては、座席で一服できるのも嬉しい。これはリピート確定だなあ。

鮫洲「駅前酒蔵」さんの刺身3点盛り。ラインナップが渋いんだよな~

 その数日後、六本木でYouTube「週刊BOATBoy」の収録があった。地区選祭りで、この日は鳴門開催の四国地区選優勝戦展望。モーニングだから4時半には収録が終了した。この後に急ぎの仕事もないし、よっしゃ、大森まで歩いて帰ろう。ということでスタスタ歩いて、1時間15分ほどで鮫洲に到達。これまた気になっていた「駅前酒蔵」に突撃と相成った。ようするに、エビス参も駅前酒蔵も朝散歩で発見していたお店です。
 自分の酒場アンテナの鋭さを褒めてやりたい、大当たりの名店! 内容を客が決められる刺身3点盛りは、新鮮かつ味わい良し。マグロとかサーモンとかの定番がない代わりにイワシ、真ゴチ、サワラたたきという渋いラインナップがまた嬉しい。ハマったのはどじょう唐揚げ! カウンターに陣取ったら目の前の水槽でどじょうたちが元気に泳ぎまくっており、どうやらこれがお店の名物らしい。お店の大将が目の前ですくって揚げてくれるから鮮度も抜群、また塩加減も最高で、命をいただくことに感謝しつつ貪り食う。美味美味し! 酒が進む!

駅前酒蔵さんの名物らしいどじょう唐揚げ。ビールでも焼酎でも日本酒でもイケます!

 すっかりゴキゲンになってお店を辞し、大森までてくてくと歩く。鮫洲からは30分ほどですかね。2月の寒風に吹かれて歩いていると、すっかり酔いは覚めるわけでして、そのままお馴染み「さくらがわ」にハシゴしましたとさ。よく覚えてないけど。さあ、明日も早起きして散歩しよう。そしてまだ知らなかった素敵な酒場を見つけよう。

実は蒲田でも新規開拓していて、老舗らしい「かるちゃん」さんで鰻串焼き。立ち呑みです
もちろん大森「さくらがわ」にも頻繁に通っております。ナマコ酢、ヤバかった~
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