
SG第72回ボートレースダービーin津 徹底展望!
●守田俊介……ダービー出場は2年連続で24回目。今節出場メンバーでは最多の出場回数だ(※2位は今垣光太郎で23回、3位は江口晃生で22回)。
15年の浜名湖ダービーでSG初Vを飾り、18年の蒲郡ダービーでも優勝。ダービー71年の長い歴史のなかで複数回優勝している選手は9人しかおらず、守田もその1人に名を刻んでいる。また15年浜名湖大会では優勝賞金3500万円を東日本大震災の復興支援で全額寄付したことも話題になった。
今年の守田は7月に大村GⅡモーターボート誕生祭で優勝するなど6Vと好調。8月に50歳の誕生日を迎えたがその力は衰え知らずだ。7年ぶり3回目のダービー制覇へ期待は充分。今村豊と並ぶダービー3Vの最多タイ記録を狙う。

●原田幸哉……津ダービー4日目の10月24日が50歳の誕生日。大会中に大きな節目を迎えるのが原田幸哉だ。バースデイシリーズで優勝を飾って50代を最高の形でスタートしたいところだ。
原田は20年の津周年覇者。つつじ賞王座決定戦からツッキー王座決定戦に名称が変わったばかりの大会で優勝し、初代ツッキー王の座についている。今年1月の当地一般戦でも優勝するなど津は通算7優出4Vと相性上々。18年に津GⅢ企業杯、20年に津GⅠ周年記念を制している原田が、次は津SGを獲りに行く。
原田にとってダービーは02年の平和島大会でSG初Vを飾ったタイトル。あれから四半世紀近い時を経て、23年ぶりのダービージャケット奪還なるか。

●関浩哉……津最近5節で4優出2Vの活躍ぶりだ。21年6月の一般戦で当地初優出、21年12月の一般戦で当地初Vを飾ると、22年5月の津周年でオール3連対Vを飾って記念タイトルを奪取。22年6月のイースタンヤングでは優出2着に入って津4節連続優出となった。当地前走となる昨年9月の津周年では準優敗退に終わって連続優出がストップするも、予選4位としっかり見せ場は作っていた。
津の相性はかなり良さそうなだけに津ダービーでのSG初Vへ期待は高まる。昨年の戸田大会で優出5着に入っている関が、今年もV争いを賑わす存在となってくるのか。

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