
ヤングダービー徹底解剖!#3 高憧四季選手独占インタビュー
■「年末の12人に入りたい」という目標ができた
――デビューから6年になりますが、どのような6年でしたか?

高憧 この6年間、あんまり明確な目標がなくて。なんとなく強くなりたいという感じでやっていて、それではトップにはなれないなって思ったんです。いまはもっと記念で走りたいし、年末の12人にも入りたい(クイーンズクライマックスに出場したい)。そういう目標ができたので、ようやくそこに向かって頑張れるようになれたという感じです。
――8月のレディースチャンピオンがGⅠ初出場でしたが、出られた意味は大きかったですか?
高憧 そうですね。レデースチャンピオンは絶対出場したい大会だったので、今回出場できて、やっぱり「毎年、絶対に出たいな」って思いました。
――周年などの混合GⅠやSGなどにも出たいですよね。
高憧 そうですね。出場するのはまだ難しいかもしれないですけど、A1のままいられるようにして、そういうあっせんをもらえるように頑張りたいです。
――いま、選手として自分の長所はどんなところだと思いますか?
高憧 自分ではあまりわからないんですけど、なんて言うんですかね。何かひらめいたことがあればレースでそれをやるし、思いきって環境を変えてしまえるようなところもあります。そういう決断力が長所なのかなという気はします。
――まくり回数が女子トップクラスですが、まくりに対して得意だという意識やこだわりはないのでしょうか?
高憧 そういうこだわりはなくて、「とにかく勝てたらいいな」と。たしかにまくりの回数は結構多いんですけど、とくに意識しているわけではないです。
――では、自分の中で課題にしていることはありますか?
高憧 まくりにしても、いろいろなかたちがあるはずなのに、わたしはワンパターンになっている。差しでいえば、もうちょっとターンマークぎりぎりのところをスピードをもって回れるようになりたいですね。道中の走り方もそうですが、レースのバリエーションを増やしたいと思っています。
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