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TOP特集ビッグレース展望GⅡ第13回レディースチャレンジカップinとこなめ 徹底展望!

GⅡ第13回レディースチャレンジカップinとこなめ 徹底展望!

「GⅡ第13回レディースチャレンジカップ」が11月24日~29日までとこなめで開催される。SGチャレンジカップとの併催だ。今年の女子賞金ランキング上位21人が集結し、クイーンズクライマックスの切符を争う。V争いの注目選手を挙げていこう。(※データは26年11月1日時点)

●大山千広(福岡)……いよいよ大山千広が大舞台に帰ってくる。女子ビッグレース参戦は23年2月の蒲郡レディースオールスター以来で約3年9カ月ぶりだ。2年間の長期欠場(23年9月~25年9月)を経てカムバックした大山が、いよいよ女子ビッグ戦線で再び頂点をめざす時がきた。
 今年の大山は上半期にいまひとつリズムが上がらず、6月末の時点では女子賞金ランキング76位。4月の福岡戦で痛恨のFを喫してレディースチャンピオン出場権も棒に振り、賞金女王戦線からは完全に脱落したかと思われた。
 しかし下半期に入って大逆襲開始。8月の桐生オールレディース、8月の三国ヴィーナスシリーズ、9月の鳴門ヴィーナスシリーズ、9月の芦屋オールレディースで優勝と怒涛のVラッシュを演じ、女子レースで無双した。6月末で76位だった女子賞金ランキングも、7月末で55位、8月末で39位、9月末で21位、10月末で19位と凄まじい勢いで上昇。LCC切符をつかみ取った。
 大山のLCC出場は18年と21年に続いて3回目(※19年はSGチャレンジカップ出場)。過去2回はいずれもクイーンズクライマックス(以下QC)勝負駆けの主役的な存在となった。
 18年の芦屋大会では女子賞金ランキング13位(LCC開幕時)で大会に臨み、予選6位に入って優勝戦へ勝ち上がる活躍。しかし逆転のQC出場へ3着条件というなか無念の4着に終わり、12位の選手までわずか約11万円届かず13位の次点に終わった。
 21年の多摩川大会には女子賞金ランキング15位で臨み、予選を6位で突破して優出。優勝戦は鎌倉涼と大山で先着したほうがQC切符獲得という究極の一騎打ちになり、大山が4着で鎌倉(6着)より先にゴールし、逆転で12位に入ってQC出場権を手にした。
 LCC過去2回で明も暗も経験した大山が、今年はどんなドラマを演じることになるのか。
 大山はとこなめ相性良好で当地通算2優出2V。19年の一般戦と20年のオールレディースでとこなめ2節連続Vを飾ったことがある。19年に蒲郡でレディースチャンピオンを制した大山が、2つ目の記念タイトルも愛知県で獲ることになるのか。
 なお大山は女子賞金ランキング19位という位置におり、12位の選手とは約481万円差。これ以上広がってしまうとLCCで優勝して500万円を獲得しても逆転できなくなる可能性が出てきてしまう。大山にとって11月はLCC以外も含めて全レースがQC勝負駆けという状況。一走たりとも目が離せない1カ月になる。5年ぶり4回目のQC出場をめざす11月に注目だ。

●福岡支部……今年のQC切符争奪戦は福岡支部勢の熾烈な同門対決になるかもしれない。女子賞金ランキング10位に米丸乃絵、11位に小野生奈、13位に渡邉優美とQCボーダー付近に福岡勢がズラリと並んでいる。

 米丸乃絵はLCC初出場。これまで年間女子賞金ランキングの自己ベストは昨年の35位だったが、今年は8月の丸亀男女ダブル戦でデビュー初Vを飾るなど10優出1Vと大きく飛躍し、初めて賞金女王戦線に加わってきた。
 この勢いでQC初出場の切符をつかむのか。とこなめは過去3節しか出場歴がないが、当地前走となる今年2月の一般戦で優出3着の活躍を見せており水面相性に不安はなさそう。まずは記念レース初優出をめざしたい。

 小野生奈は女子賞金ランキング11位でとこなめLCCの切符を獲得。今年もまたQCボーダー付近でLCCを迎えることになりそうだ。
 昨年は女子賞金ランキング12位で福岡LCCを迎え、予選9位で優出は逃すも、最終日の選抜戦で3着に入って12位以内が確定。選考期間最後の1走まで緊迫した勝負駆けを戦ってQC切符をつかんだ。今年も似たような展開になりそうなだけに、昨年の経験が生きるかもしれない。
 とこなめは通算5優出1V。当地前走となる24年ヴィーナスシリーズで優勝している。とこなめ女子レースは過去6節走って5優出1Vと毎回のようにV争いに絡んできた。LCCでも期待充分だろう。
 小野はもしQC出場となれば2年連続10回目。過去3人しかいない2ケタ出場に小野も名を連ねることになるのか。

 渡邉優美は今年ここまで4優出0V。男女混合の記念レース出場機会が増えたこともあっていまひとつリズムに乗り切れていない。昨年は5Vをマークしてクラシック出場権を勝ち取る大暴れだったが、今年はまだ優勝ゼロだ。
 それでもなんとかQC出場ボーダー付近に踏ん張って秋を迎えた。4年連続5回目のQC参戦をめざしてLCCで勝負駆けだ。とこなめは通算2優出1Vで、16年にヴィーナスシリーズでV歴。水面相性は問題ないだろう。
 LCCは2年連続5回目の出場。過去4回はいずれも予選落ちに終わっているだけに、今年こそ大会初優出を果たしたい。24年のびわこレディースオールスターに続く2回目の女子ビッグ制覇を狙う。
 ちなみにLCCは過去12回開催されているが、優勝者を地区別で見ると、近畿と中国が4Vずつ、東海と四国が2Vずつで、関東と九州はまだ優勝ゼロ。女子戦線の中軸を担っている福岡勢が意外にもまだ誰もLCCを勝てていない。今回のとこなめLCCには福岡支部から大山、米丸、小野、渡邉、そして8月の徳山レディースチャンピオンを制した川野芽唯の計5人が参戦するだけに、初Vなるか注目したい。

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