
PGⅠ第40回レディースチャンピオンin徳山 徹底展望!
●西橋奈未(福井)……5月の丸亀レディースオールスターで優勝。田上凜のまくりをしのいで逃げ切る珠玉の逃走で頂点に立った。16年11月のデビューから約9年半でつかんだ悲願の女子ビッグレース初タイトルだった。
GⅡ制覇の勢いそのままに次はPGⅠタイトルを獲りにいく。レディチャンはこれまで4回出場して1優出0V。21年浜名湖大会で優出6着に入っている。まずは5大会ぶり2回目の優出を狙いたい。
徳山は過去7節走って3優出0Vで、当地2節連続優出中と相性良好。今年6月に徳山一般戦を走って優出2着の活躍を見せたばかりで、レディチャンに向けて準備は万端だろう。
西橋は現在女子賞金ランキング3位につけているが、6月の大村戦で手痛いフライングを喫し、9月半ばから30日間のF休みを控えている。クイーンズクライマックスのトライアル初日好枠をめざすには徳山レディチャンで結果が欲しいところだ。冬を見据えた夏の大一番になる。

●鎌倉涼(大阪)……昨年8月の浜名湖レディチャンで優勝。予選を③①③①④②着の2位で通過し、準優で1コース逃げを決めるとポールポジションが転がり込み、優勝戦では1コースからきっちり逃げ切って頂点へ。07年5月のデビューから約18年3カ月で待望の記念初タイトルをつかんだ。
この優勝を皮切りに、昨年12月の大村クイーンズクライマックスと今年3月の鳴門スピードクイーンメモリアルも制して女子PGⅠ3連覇を達成したのは周知のとおり。徳山レディチャンでは大会2連覇と女子PGⅠ4連覇の偉業がかかる。もしレディチャン2連覇となれば90~92年の鵜飼菜穂子(3連覇)、94~95年の谷川里江、11~12年の田口節子、23~24年の遠藤エミに続く史上5人目の記録だ。
徳山は相性上々なだけにそのチャンスは充分だろう。当地は通算4優出1Vの実績。21年のオールレディースで優勝、25年のヴィーナスシリーズで優出5着、今年3月のオールレディースで優出5着と徳山3節連続優出中だ。鎌倉の徳山通算成績を見ると、1コースで30戦24勝の1着率80%という鉄壁ぶりで、3コースで16戦6勝の1着率38%という強さ。この両輪を武器にレディチャンでもV争いに加わってくるのか。
鎌倉は今年の獲得賞金がすでに3000万円を超え、女子賞金ランキングは現在2位。男女通じた賞金ランキングでは40位台につけている状態だ。この徳山レディチャンの結果次第ではチャレンジカップやグランプリに出場するチャンスも出てくる。年末への夢を広げる夏となるのか。

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